2014.02.22 本・読書
「人間にとって成熟とは何か」曽野綾子

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浅田真央ちゃんのフリーの演技は、本当に素晴らしいですね。

何度見ても涙がでてしまいます。

今夜のエキシビションが楽しみですね。

さて、楽しみに買っておいた本「人間にとって成熟とは何か」

曽野綾子さんの本で、４０万部突破のベストセラー。

読みだすと止まらない。

曽野さんは８０歳過ぎて、アフリカの僻地に出かけられている。

「人は年相応に変化するほうが美しい」

中年以後の人生の大きなテーマの一つは、大小さまざまな体の不調と闘うことだろうとおっしゃってて、私も備えておこうと思うのです。

世知辛い世の中を生きていく、心構えのようなことが、時には辛口で書かれています。

私ごときが、曽野さんのことを、「いまどき、まっとうなことをおっしゃってもらって」と紹介するのはおこがましいことかもしれません。

こういう本が４０万部も売れるのは、日本人は捨てたものではないと思うし、もしかするとそれだけ生き方に悩む人が多いのかもしれません。

と、おめでたく思い、アマゾンのレビューを見て、愕然。

こんなに評価がわかれているとは！？

あまりに低評価だから、あえて星５つにします、という人もいるぐらい。

私は新書７６０円、十分元が取れる本だと思います。

ベストセラーや売れる本って、こういう傾向はありますけど。

どんな本であっても、100％納得や共感できるものは、少ないのではないでしょうか。

ある大金持ちの読書家の方が言ってることで、なるほど！って、思うことがあります。

「どんな本でも学びはあるんだよ。

ここが悪い、気に食わないって言ったってさ、『あなた』のために書かれたわけじゃないんだから（笑い）」

「上から目線」ととるか、「辛口」と思うか。

「怒られてる」ととるか、「厳しいご意見」と思うか。

人それぞれだなぁとすごく実感しました。

私の肌感覚ですが、いい意味でも悪い意味でも、日本はなんとなくゆるい世の中になってきているような気がするのです。

こういう辛口なご意見番は貴重な存在です。

◎「身内を大切にし続けることができるか」

◎「問題だらけなのが人生とわきまえる」

◎「報われない努力もある」

◎「もっと認められたい—この思いが自分も他人も不幸にする」

◎「努力で解決できないこともあると知る」

一昨年でしょうか。

曽野さんの講演会に始めていきました。

お元気なうちに、一目見たい、話を聞きたい、と出かけました。

千人以上の会場が満席で、とっても面白かったです。

いつまでもお元気で、喝を入れて頂きたいと思います。

私のおススメ本をいつも買ってくださる仲良しの社長の方々。

ぜひ、この本読んでもらって、ワイン飲みながら語らいましょう。

☆今日の一冊
「人間にとって成熟とは何か」
著書：曽野綾子

人間にとって成熟とは何か (幻冬舎新書)/幻冬舎

￥798

Amazon.co.jp

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