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2019.12.23 今必要なビジネススキル・マインド
スピーチでやってはいけないこと

キーワード:自分の宣伝自己紹介

こんにちは。笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。

明日はクリスマスイブ!
朝のオフィス、社員があいさつに来たら、「メリークリスマス!」と言おう。
毎年、楽しみにしている瞬間です。

わくわく待ち構え、メリークリスマス!というと、さっと、返してくれる人と、照れてうつむく人と、いろいろなタイプがいます。
営業系は、切り返しが上手かもしれません。

さて、忘年会やパーティで、スピーチを頼まれることがあります。
私は決して話が上手ではないのですが、意外とスピーチの依頼が多いんです。

 

有名人でも美人でもない私に、なぜスピーチの依頼が多いのか。

 

それはたぶん、主催者を盛り上げるからではないかと密かに思っています。

ところで、スピーチで絶対やってはいけない、と自分で心に決めていることがあります。

それは、自分や自社の宣伝、自分の話はしない、ということです。
だって、誰も、私の話を聞くために来ているわけではないでしょう。

 

スピーチの達人から教わったこと

 

以前、ある大きなパーティで、とっても素敵なスピーチをされた方がいました。
私も来賓として、同じテーブルでご一緒させていただきました。

その人とかぶらずに、主催者を持ち上げ褒めまくるのに、私は用意して練習したスピーチを土壇場で変更することになりました。

終わってから食事の際に、その方から「笹川さんのスピーチ、本当に素晴らしかった。
あのね、よくスピーチで自己紹介や自分の宣伝する人多いでしょう。
あれ、絶対やっちゃいけないことなんだよね。
笹川さん、よくわかっていらっしゃるね」

みたいなお声がけをいただき、大変恐縮しながらも、スピーチの達人にリップサービスとはいえ、褒めてもらって一安心でした。

財界のパーティで決定的瞬間を見た!

 

また、何年か前の財界の大きな大きな新年パーティで。

当時売れっ子の若い社長がスピーチ台に立ち、大きな拍手で迎えられました。
おそらく、新年会をいくつもはしごしながら、スピーチされているのでしょう。
さっと来て、ぱっと喋って、すっと去るような。

私はいつも大社長のおともで、ステージの近くで聞かせてもらっていますから様子がわかるし、ほかの人の会話も聞こえたりします。

その売れっ子社長が、壇上から降りてきて、財界の偉い方に挨拶されたとき。
その偉いある方が、
「君ね、自分の宣伝ばっかりしないで、会の趣旨を理解して、お祝いの言葉を述べなさい」
と、自然体で威厳をもって、おっしゃったのです。

確かに、新年会ではあるけれども、盛大な表彰式でもありました。

売れっ子社長は、深々と頭をさげ、「申し訳ございませんでした。以後心得ておきます。ありがとうございました」
というようなことを言われました。

注意したほうも、さすがだなぁと感動しましたし、素直にお詫びした彼も印象が良かったです。
そんな場面を見させてもらった私は、とっても緊張しましたが、もう何年も前のことなのに、頭に焼き付いているのです。

私のスピーチ工夫

 

いろいろな方のスピーチを聞いて勉強させてもらいました。
自分がどこかに呼ばれて、スピーチさせてもらうときには、以下のことを心がけています。

これから、パーティやイベントが多いので、何かのご参考になればと思います。

①会の趣旨やどういう人が来ているのか、把握しておく。
②主催者が話してもらいたいことを(本人が言いづらいこと。自慢できないこと)を話す
③今の時流のトピックスに数字の根拠などを絡ませて話す。
④感謝と希望を伝える。
⑤練習して、リハーサルもする。

昔はよく、社員にも聞いてもらいました。
最近はぶっつけ本番が多くなり、初心を忘れずにと反省しています。

寒くなりました。
風邪やインフルエンザにお気を付けくださいませ。

 

 

 

 

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

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