2013.09.06 本・読書
「年収1億円手帳」 江上治
あなたの手帳は、スケジュール管理だけになってはいませんか?
手帳に、「目標」「目的」「夢」「将来のイメージ」など書いていますか?
ぜひ一工夫を。
こんなことを、先週の社内報に書き、ある本の紹介をしました。
それが、年収一億円シリーズ25万部のベストセラー作家江上治氏の新刊です。
年収1億円を稼ぐ人は「手帳」に何を書いているのでしょうか。
気になるところですよね。
稼ぐ人の共通項からあぶりだされる真実とは。
いわゆるビジネス系の仕事術、手帳術とは一線を画し、生きざま、人生哲学が根底にあふれています。
実は、恥ずかしながらこの本の中に、私の手帳も取り上げてもらっているのです。感謝メモで「母の手作りのものを食べられる幸せ!」とか「誕生日お母さんありがとう!とテルする」とあり、偶然にも親孝行になったかなと嬉しいです。
さて、著者の言う、稼げない人(ふつうの人)の手帳の特徴です。
1.1ページ目に何も書かない
2.スケジュールが中心
3.明日、明後日と「先のこと」しか見ない
4.自分のことだけ書く
5.手帳にワクワク感がない
6.サイズが小型
で、富裕層はこれの反対です。
1.1ページ目は特別な場所。
経営理念、今年の目標、近々予定の自社ビルの模型写真、今一番大切だと考える言葉やイメージ(写真、絵)を掲示。
「一年後のなりたい自分像」など。
2.行動を「管理する」手帳ではなく、自分の「人生の選択」の道具であり、「夢と目的を実現する」武器
3.過去を振り返り自信を生む手帳であり、目的志向を持つ手帳
4.チーム力を作る「映画手帳」
5.全体にワクワク感いっぱい
6.サイズは少し大きめ。大きな手帳
ビジネスに活かすだけでなく、生き方や日々の生活のありかた、お金の使い方、夢の確認など、ほとんど人生そのものに手帳を活かしている。
◎目的志向
◎自信の源泉
◎チーム作り
◎自分ブランド
◎永続性
絶対達成できる手帳活用法「目的志向」5大ステップ
①何のためにやるのか(目的)
②なぜ、それをやるのか(理由、動機)
③いつまでに、それをやるのか(期限)
④どのようにやるのか(方法)
⑤いかに継続するのか(習慣化)
さて、みなさんの手帳はどうでしょうか。
一般的には、スケジュール管理が中心になってるのでしょうが、それだけでは、もったいないですね。
わが社の手帳イマジンハートには、「企業理念」「今期の目標」「社員10か条」の具体的な行動アクションや「行動計画:習慣チェック表」があります。
私なりに手帳の研究をしてヴァージョンアップしてきているのですが、この本でさらに衝撃を受け、自分の手帳やイマジンハートを進化させていきたいです。
著者の江上先生語る、一番大事なのは、「生きる目的」
目標を追うだけでは疲弊していくから、何のために生きるのか、自分の使命はなんなのか。
一番根っこの部分がしっかりしていないと、ぶれてしまいますよね。
私自身の「手帳」の定義は、「未来につながるもの」
なので、「ミッション」「長期目標」「短期目標」「決意」「今日良かったことの感謝メモ」「読んだ本」「読みたい本」「やりたいこと」「次の会社の名前」「将来の先の日付に予定を入れる」「こうなりたいイメージ」「10年後の未来日記」「感謝日記」「良かったこと日記」などなどをいくつかに分けて使っています。
毎日バッグに持ち歩くのは、小さい手帳なので、できるだけ一冊で完結するよう工夫してみます。
この機会に自分の手帳を見直すきっかけになれば嬉しいですね。
さらに素敵な江上語録から。
■ 成果が得られない行動は、仕事ではなく、「単なる作業」に過ぎない
■ 今日、明日、明後日という未来が、昨日まで続いてきた過去の日々の延長線上にある
■ 他者の動きを観察し、記録せよ。それによって自分への気づきが得られる。
■ 目標だけの生活は疲弊する。「目的」を持ち達成しようと生きる人と決定的に違う。
■ 「過去」には自信がある
■ 着く港も知らない漂流船になりたいか。
稼ぐ「目的」もなしに、「稼ぐ人」になった人など一人もいないのだ。
■ 人生の協力者を見極める3つの「モノサシ」とは
■ 「分かち合い」からでしか、本当の仲間は生まれない
■ 「ありがとう」と言われたいのか、稼ぎたいのか、はっきりしたほうがいい
■ 「与える」人や会社が最終的に勝つ理由
■ 年収1億円稼ぐには、100人の協力者が必要だ
稼ぎたい人
起業を目指す人
チーム作りを目指す人
やりたいことがよくわからない人
すべての方におススメの著者シリーズ渾身の一冊です。
☆今日の一冊
「年収1億円手帳」
著者:江上治
<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。
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