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2014.07.20 本・読書
「スタンフォードの自分を変える教室」

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今日はお天気で良かったですね~。

私は足に1キロずつの重りをつけて、ウォーキングがてら、出社。
残務整理をしたら、またウィーキングに出かけ、カフェで本でも読みながらボーっとして夜の食事にそなえます。

さて、4月入社の新卒社員たちと、月に一回、フォロー勉強会をやってます。

毎回、課題図書を出しているので、そうだそうだ、昨年大ヒットした「スタンフォードの自分を変える教室」これ、私も読みたかったし、いいのでは。

で、昨日、美容サロンで読了。
うん!さすが、2013年度ビジネス部門ベストセラー第1位。
もっと早く読めばよかったと後悔した一冊。

本好きの私は、「もっと早く読めば良かった!」と後悔する本に出会えるのも、楽しみの一つ。
もしかすると、「人生を変えたい」「成功したい」と願ってこの本を読む人の中には、もっと自己啓発的なこと、テクニック的なことを期待する人が多いかもしれません。

でも、よりシンプルな根源的なことが、「心理学、脳科学から経済学まで最新の科学的成果を盛り込んで」書かれているのです。

◎意志力を磨けば、人生が変わる

目標達成できない最大の原因としてアメリカ人が最も多く上げているのが、「意志力の弱さ」だそうです。
これは、日本人も同じではないでしょうか。
成功者の共通項として、運がいいことはもちろん、「意志が強い」「自制心があり、自分を(感情や行動も)コントロールできる」資質を皆さん持っています。

◎出世も勉強も寿命も「意志力」が決める

なるほどと思ったのは、「学業で成功するかどうかは、知力よりむしろ意志力次第、優れたリーダーシップを発揮できるかどうかも、カリスマ性より意志力が決め手、結婚がうまくいくかどうかは、思いやりより意志力にかかっている」と。
自分は意志が弱いなぁ。

ついつい誘惑に負けがち、やすきに流れがち、うまくいかないとき、続かないとき、私たちはそれを、「意志が弱い」 自分の性格を責めてしまいがちです。
でもそれは、科学的心理学的に見ればそうではなく、たんに、脳と体が自己コントロールに適さない状態にあるだけということです。

なので、意志力を高める方法をまとめますと、

① 呼吸をゆっくり。1分間に4-5回。心拍変動が上昇し、ストレスに強くなり、意志力の保有量も増える。
② 5分の瞑想  脳が鍛えられ(脳の灰白質が増強される) 心拍変動も上昇
③ 睡眠をたっぷりとる
④ 体に良い食事をする
 ⑤ 運動(ウォーキング)、エクササイズをする
⑥ 友人や家族とかけがえのない時間をすごす
⑦ 信仰やスピリチュアル関係の集まりに参加する

えっ、これで意志力が強くなるの!?と思われるかもしれませんが、
レスを減らして健康を保つためにすることは、意志力の体内保有量を増やすのに役立つそうです。
結論として、瞑想と呼吸、食事と睡眠と運動。良き人間関係。

日常生活の中で、意志力は鍛えられるはずなのです。
だからこそ、「そんな当たり前のこと言われても・・・」という人がいるかもしれませんが、上記の7つって、現代社会に生きる人には、難しい習慣かもしれません。

瞑想の素晴らしさは私も実感していますが、瞑想の習慣を持っている人にはそうそうお目にかかりません。

本人の多くは、体に良い食事をきちんとされているでしょうか?
飽食の時代、病気やうつになる人がどんどん増えていませんか?
日常で見直したらいいこと、取り入れられること、たくさんあります。

本のトレーニング、1つずつ試していくと、「自分が変わる」実感を得られること間違いないと思います。                                                                                                                               
私は、瞑想を習慣化に成功させようと思います!
それから、個人的には、「罪のライセンス」という章に、はっとさせられました。

「よいことをすると悪いことをしたくなる」
モラル・ライセンシング」が判断を狂わせる
「しようと考えただけで、した気になってしまう」
「人には『明日はもっとできる』と考える習性がある」
「意志が強いと思っている人ほど失敗する」

実は、私の数少ない長所のひとつに、自分では「意志の強さ」をあげています。
何度かお目にかかる人たちからも、「笹川さんて、意志が強いなぁ」と言われます。
ぁ、断食やったり、禁酒したり、こうと決めたことにはしつこい性格です。

でも、意志が強く、ストイックな分、自分へのご褒美や言い訳で、はめをはずすことやルーズになることもあるのです。

この辺の心理的な葛藤、傾向と対策は大変勉強になりました。
若い人はもちろん、自分を変えることができなかった方、何か一つでもお試しあれ!
この本は、1600円ですが、私的には、1000倍の160万円に値します。
感謝いっぱいです。

2014年第1クォーター イチオシの本です。

スタンフォードの自分を変える教室

☆今日の一冊
「スタンフォードの自分を変える教室」
著者:ケリー・マクゴニガル
スタンフォードの自分を変える教室/大和書房

¥価格不明
Amazon.co.jp

 

 

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