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2011.07.13 寄付・支援・CSR
被災地レポート 後編

キーワード:ボランティア復興支援東日本大震災被災地

先日の、被災地レポート後編です。

一日も早い復興をお祈り申し上げます。

私たちもできることから取り組んでまいります。

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午後4時まで作業は続きましたが、やはりアナログの人の力の結束は素晴らしいです。

無事、2軒の家の瓦礫の区分け作業を完了することができました。

作業終了後バスに乗り込み仙台の宿には21時過ぎに到着しました。

翌日は朝6時出発、9時活動スタート。

今日は写真の洗浄業務、昨日と変わって繊細な神経を張り詰めながらの作業です。

様々な思い出の写真や、トロフィーや賞状設計の図面、年賀状などを水と刷毛、歯ブラシなどの道具を使い綺麗にしていく作業ですが、アルバムなどは塩水でくっついてしまっていてなかなか剥がれません。

1枚1枚、ヘドロを除去していきます。

そしてそれらを乾かし週末に近隣の中学校で開催される「思い出探しの場」に並べます。

街の皆さんが一枚でも自分の思い出を見つけに楽しみにしてくるのです。

何枚もの写真を見つけられた方は嬉しそうに持ち帰ります。

でも1枚もなく肩を落として帰られる方もいるとのことです。

1枚でも多く持ち主に届いて欲しいという思いの中で1枚1枚大切に綺麗にしてゆきます。

お爺ちゃんがお孫さんを膝においての笑顔いっぱいの写真。

結婚式の写真、卒業アルバムなどなど・・・胸がつまされる思いでした。

この現実を受け止め、風化させることなく日々の生活の中でそれぞれができることをちょっとずつしていくことが重要だと感じます。

ボランテイア活動の中でできる範囲はどこかで限られるでしょうし、月日が経過する中で必要な役割は変わってくると思います。

高年齢の方が多い現状で、今は瓦礫の撤去作業などの肉体労働ができる若い力は重要です。

そして今後必要とされるのはメンタル面でのサポートだと思います。

話を聞いてあげること、話相手や心のサポート・・場面は変わってくるでしょう。

しかしながら、ボランテイアでできることには限界があります。

家を建て直すにも仕事・産業を再開するにも資金が必要です。

国の力・政治の強いバックアップが必要不可欠です。

1日も早く街の人々が今後の復興へのロードマップが見えるようしてほしい。

その上で、それぞれの役割を200%の力で発揮していくことが早い復興の道だと思います。

私達もほんの少しづつでもこれからも継続して活動に参加して参りたいと思っております。

そして、命があること、家族があること、仕事があること、笑えること、今の当たり前の幸せを忘れることなく日々の生活を大切に、感謝の気持ちを忘れずに頑張って参りたいと思います。

皆さんとの記念写真です。

 

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