「AIvs.教科書が読めない子どもたち」
昨年(2018)読んだ本の中で、印象的だったベスト10を自分なりにふりかえってみました。
このベスト10はまたの機会にアップしたいと思いますが、その中の一冊が「AIvs.教科書が読めない子どもたち」です。
お正月に学生時代の友人たちと会ったときのこと。
学校の先生や、中国語の翻訳や講師をしている人たちで、おのずと教育現場の話になりました。
学校の先生が、この「AIvs.教科書が読めない子どもたち」の本の著者新井紀子さんの講演を近々聞くので、楽しみにしているとのこと。
今の子どもたちは読解力がないと、みなさんおっしゃるんですね。
私は子供の頃、体が弱くて、小学校にはろくに通えなかったので、子ども心に、どうやったら効率的に勉強できるのか、勉強法を研究したりしていたのです。
睡眠学習の暗記の効果があるからと、記憶したいこと、大事なことをカセットテープに吹き込んで、寝る直前にそのテープを聞いたり。
潜在意識に入るそうです。
私は思えば小学生のころから潜在意識を活用していたのかと、もう40年以上も前のことをふっと思い出しました。
算数、理科、社会のテストの点数を上げるには、国語を徹底的に良くすること。
試験問題の問いを理解するには、国語力が一番。
まさにこれが「読解力」なんですね。
迫りくるAI時代。
本の帯から紹介させていただきますと
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大規模な調査の結果わかった驚愕の実態
—–日本の中高生の多くは、中学校の教科書の文章を正確に理解できない。
多くの仕事がAIに代替される将来、
読解力のない人間は失業するかもしれない・・・
気鋭の数学者が導き出した
最悪のシナリオと教育への提言
AIが神になる?
・・・・・なりません!
AIが人類を滅ぼす?
・・・・・滅ぼしません!
シンギュラリティが到来する?
・・・・・到来しません!
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私はこの本を何度か読み返しました。
わが社第二創業のテーマは「AI時代の人間価値創造」です。
AIに負けない人間力を身に付けよう。
AIに負けない能力として、「読解力」を身に付けようと、この本を引用しながら、社員や大学生に話しています。
でも、でも、
どうやったら「基礎読解力」が身につくのか???
明快な解答がないのです。
なので、何度か読み返したのです。
ヒントや光明はあるので、自分で考えていかなくてはいけないですね。
私は年明けから、音読を始めました。
脳にはいいそうです。
AI時代にどうなっていくのか、ぜひご一読をおススメします!
☆今日の一冊
「AIvs.教科書が読めない子どもたち」
著者:新井紀子
もうひとつの私の笹川祐子の感謝ブログ
イマジンプラスHPにも自身で、会社や経営のことを書いています。
「2018年感動した人NO.1は尾畠春夫さん!」
http://ur0.work/PeCO (リンク修正中です)