2021.09.30 本・読書
「世界のニュースを日本人は何も知らない2 」谷本真由美
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こんにちは。
ライフ・リノベーター 笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。
昨夜は、生まれて初めて、自分で、「とんかつ」を揚げてみようとチャレンジしました。
結果は大失敗!
すぐ黒焦げになり、煙が部屋中に蔓延しました。
リビングにも廊下にも玄関にも。
真っ白い煙の中、警報機がならないか、ビクビクしてしまいました。
最近、「初めて作りました!」と、親子丼や、バターチキンカレーなどがレシピ通りに上手くいって、自信がついたのです。
よし、オリーブオイルで、とんかつやってみようと。
小麦粉、パン粉をわざわざ買いに行って、レシピ通りにやったのですが、揚げ物はもう断念しました。
夜、ズーム会議があったのでその話をすると、子育て終えた女性は、「天ぷらは難しいよねー。
最初の頃は、温度を測っていたけど、もう面倒だし、すでに揚げられる下準備が済んでるものを買って、揚げているわ〜」と言ってました。
結果は大失敗でしたが、レシピ通りに材料を買って、初めてのことに挑戦した自分を褒めたいと思います。
さて、自宅では、料理や洗濯、掃除、体操をしながら、隙間時間に、オーディオブックを聴いています。
面白かったのが、
「世界のニュースを日本人は何も知らない2 – 未曽有の危機の大狂乱」です。
まさにコロナ禍の世界各国の対応が取り上げられ、タイムリー。
著者の谷本真由美さんは、元国連職員で、現在はロンドン在住です。
特に、イギリス王室のお話、エリザベス女王のことなど、さすが地元にいての情報は面白かったですし、イギリス人の国民性に触れることができました。
私は、学生時代に、ヨーロッパ1周やパリに1カ月の滞在など、貧乏旅行しました。
20代もヨーロッパに行き、それから、アメリカ、オーストラリア、アジア、南アフリカと旅行してきました。
ベトナムやラオス、中国は何度か行っています。
コロナ前はアジアが多かったです。
その度に、日本はいい国だなぁとしみじみ感じます。
平和で安全で、自然が豊かで清潔で、民度が高く、人が優しく、格差がそれほど大きくなく、国民皆保険で、実力主義で、言いたいこと言えるし。
私はこの時代の日本人に生まれてきて、ラッキーだった、ありがたいと思っています。
もちろん、人それぞれの価値観が違うので、一概には言えません。
ただ、この平成の30年間、失われた30年とも呼ばれますが、日本人は、どんどん内向きになってきているような気がします。
実際のデータでは、日本人の海外への留学生は2015年以上、年々増えているというので、安心しました。
https://education-career.jp/magazine/data-report/2019/number-study-abroad/
日本人は、国内にいれば、それなりに大きなマーケットがあるので、今までなんとかなって来ましたし、高齢の経営者は、中国に抜かれたとはいえ、日本は世界三位の経済大国だと自負していると思います。
コロナ前まで海外からの観光客が年間3000万人以上、来日していました。
私たち日本人は、日本のおもてなしや魅力に誇りを持っていると思いますが、
なぜ、日本にこれだけの外国人がやって来るのかは、日本が「安い」からということも大きな要因です。
宿泊も買い物も飲食も、世界では物価がどんどん上がっているのに、日本はずっとデフレで物価が上がっていないし、円安ということもあり、相対的に、残念ながら、日本は安いのです。
海外に行くと、なんでも高いなぁと思うし、アジアは全体的に安いけど、スタバは日本より高いなぁとか感じます。
私は歴史が大好きですが、日本は江戸時代に約200年程鎖国をしていて、ペリーや黒船の前から外国からの開国要求があったのに、なんの準備もしていませんでした。
50年もあったのに、海外を知ろうとせず研究もしなかったので、最初の頃の外国との条約は向こうにとって条件のいいものにされたことすらわからなかったのです。
第2次世界大戦でアメリカに攻撃して戦争を長引かせたのも、あまりにも大国アメリカを知らずに、
世界のことを知らずに、大和魂だけで、突っ込んでいったのです。
だから、これだけ素晴らしい国民性を持ちながらも、世界を見る、新しいことに備えるという耐性が、日本人には少ないかもしれません。
まず、世界を知る。
それも色々な見方があるので、多方面から触れていくことを、まず私もブラッシュアップしていきます。
そのためにも、一読の価値ある本です。
Amazonより
内容(「BOOK」データベースより)
各国のヤバすぎるコロナ対応、広がる東アジア人差別、世界は「自己中」だらけ、誘拐多発の先進国etc.今回も日本で報道されない世界の真実を網羅!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
谷本/真由美
著述家。元国連職員。1975年、神奈川県生まれ。シラキュース大学大学院にて国際関係論および情報管理学修士を取得。ITベンチャー、コンサルティングファーム、国連専門機関、外資系金融会社を経て、現在はロンドン在住。日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど世界各国での就労経験がある。ツイッター上では、「May_Roma」(めいろま)として舌鋒鋭いツイートで好評を博する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
新聞・TVではわからない「世界の真実」に迫る――
20万部突破の大人気シリーズ、待望の第2弾。
政治/格差/国民性/教育/日本称賛の事実など、
世界を見る目が“ガラッ“と変わる!
元国連専門機関職員の著者が、
日本のマスコミが報道しない「世界のニュース」を紹介します。
<見出し例><; br> ・日本の良さを伝えない日本のメディア
・世国のヤバすぎるコロナ対応
・広がる東アジア人差別
・貧民に容赦がないアメリカ人
・世界一幸福でも教育レベルが低いフィンランド
・「欧米の学校は自由」はただの妄想
・中国ゲームが世界市場で失敗した理由
・「子ども部屋おじさん」は世界の最先端
・誘拐多発の先進国
・世界は「自己中」だらけ
――など。
世界で扱われている衝撃のニュースに驚きつつ、
新時代を生き抜く知識・教養が得られる本です。
(南アフリカ ケープタウン ボルダーズビーチのペンギン)
★笹川祐子 プロフィール
★ライフ・リノベーター宣言
社員研修を検討中の方へ
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