2024.12.28 介護
「脳に効く早口ことば」川島隆太　大谷健太

キーワード：廃用症候群脳に効く早口言葉

こんにちは。

ライフ・リノベーター　笹川祐子（https://twitter.com/imaginenext_ceo）です。

もう年内はあと3日ですね。

今年は早くから札幌の母がいる介護施設に来ました。

こちらで年末年始をゆっくり過ごします。

母が、「うちにもサンタさんがきたよ！」と喜んでいました。

施設の館長さんが、サンタクロースの格好をして、各部屋にプレゼントを届けて回っているようです。

施設では、このように、お雛様だったり、夏祭りなどイベントを盛り上げてくれるので、ありがたいです。

母は、5か月寝たきりの廃用症候群となり、そこからリハビリを頑張ってやってきました。

今年の3月からリハビリを初めて、12月末で10か月。

奇跡的な回復です。

私の今年の目標が母のリハビリに寄り添うことだったので、感無量。

もちろん、札幌の住む妹のサポートはもちろん、お世話になったホスピスの看護師さん、リハビリの先生、言語療法士、引っ越し後の新しい施設の皆さんのおかげです。

寝たきりになると、筋肉はげっそり落ちてしまい、すべての機能が衰えるので、嚥下機能から、話すことも、認知力も。

寝たきりで固まった体をほぐしながら、発声練習をよくやってきました。

「パタカラ体操」

介護に携わる人にはよく知られる言葉ですが、パ・タ・カ・ラという半濁音や、口を刺激する言葉を使い、誤嚥を防ぐために口・舌の運動として発声のトレーニング体操を行ってます。

口と舌の筋肉を使って食べたり飲みこんだリする機能を鍛えます。

その音の組み合わせで「パンダのタカラモノ」という言葉には、良くできてるーと感心したものです。

言葉が出なくなった母も次第に元のように話せるようになりました。

今は、毎朝、食事の前に、この「早口言葉」を10分ほど、声に出して読んでます。

すっかり暗記してしまったとのこと。

これは、私も一緒にやっているのです。

なかなか最初から早口で言えないセリフもあって、

くすっと笑えるほど、うまくできています。

「堂々登場！相当好評！脳の構造上、脳の向上そのものの本」

「彼氏、もしかして　カモシカなのかも」

「ゾウとドジョウの銅像どうぞ」

「高級肉球クッキー　9個食う子」

イラスト付きで楽しく覚えられます。

私がよく行く書店で、ベストセラーの1位に並んでました。

「最近、言葉がなかなか出て来ない」中年以降の多くの人の悩みではないでしょうか。

それは脳の情報処理能力の低下が原因です。

頭の回転力ですね。

そして、頭の回転を簡単に鍛えることができる最良の手段が「早口ことば」だそうです。

ということで、私も母のリハビリと言いながら、自分の老化・認知予防にせっせと取り組んでいます。

音読もいいですね。

★笹川祐子　プロフィール

笹川祐子プロフィール

★ライフ・リノベーター宣言

ライフ・リノベーター宣言！

★企業の人材教育・育成ならイマジンネクストへ