2025.02.18 本・読書
旅とともに味わう一穂ミチさんの「スモールワールズ」

キーワード：あの本、読みました？スモールワールズツミデミック一穂ミチ光のとこにいてね

こんにちは。

ライフ・リノベーター 笹川祐子です。

鹿児島・熊本での3日間を満喫し、今朝は関西へ。

朝7時過ぎの新幹線に乗り、車窓からの風景を楽しみながら、本を開きました。

富士山の美しい姿にうっとりし、仕事の資料や読書に夢中になってふと気づくと、米原のあたりは一面の銀世界。

移り変わる景色を眺めながら、本の世界に没頭する時間は、旅の醍醐味のひとつです。

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移動時間にオーディブルで楽しむ読書

昨年からずっと移動が続いているので、飛行機・JR・高速バス・タクシー と、さまざまな交通手段を乗り継いでいます。

そんな中で、オーディブル（耳読） で本を楽しむことが増えました。

読了後の余韻が心に残る作品として、一穂ミチさんの「スモールワールズ」 をご紹介したいと思います。

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一穂ミチさんの短編集「スモールワールズ」

一穂ミチさんの作品に出会ったのは2年前。

「光のとこにいてね」 という小説を読んで、切なくも心に残る友情物語に深く惹かれました。

その後も注目していた作家さんでしたが、昨年、「ツミデミック」で直木賞を受賞！

「やっぱり！」と拍手喝采したのを覚えています。

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テレビ番組「あの本、読みました？」で再会

私は テレビ東京の「あの本、読みました？」 という番組の大ファン。

普段あまりテレビは見ませんが、この番組だけは欠かさず楽しみにしています。

その番組内で、「あの本、読みました大賞」第2位に選ばれたのが「スモールワールズ」でした。

著者の一穂ミチさんがゲスト出演し、鈴木保奈美さんとともに短編集の1作品「魔王」の一節を朗読。

そのシーンを見たとき、なんだか心にずしんと響いて、「これは全編読まなきゃ」と思い、ちょうどオーディブルで聴くことができました。

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「スモールワールズ」という、小さな愛おしい世界

「魔王」に登場する、豪胆で優しいお姉さんのキャラクターがとても魅力的で、読んでいると、登場人物の心の機微が静かに、でも確かに胸に響いてきます。

この本は、
📖 2022年 本屋大賞 第3位
📖 第43回 吉川英治文学新人賞 受賞作品

「スモールワールズ」 とは、きっと 愛おしい「小さな世界」たち のこと。

短編集ならではの 共感・驚き・温かさ・怖さ が詰まっていて、旅のお供にもぴったりの一冊でした。

最近、オーディブル（耳読） では、小説はもちろん、

自己啓発・歴史・健康・脳科学・自然科学など、幅広いジャンルの本を楽しんでいます。

移動時間が 「読書の時間」へと変わり、倍の充実感を味わえる のも、オーディブルならではの魅力。

これからの旅でも、どんな本と出会えるのか楽しみです。

★笹川祐子　プロフィール

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