2014.09.22 日記
エヴァンジェリスト中山五輪男さん

キーワード：エヴァンジェリスト

エバンジェリストって、みなさん、ご存知でしょうか。

以前、社内で外部の方々を交えて、ブレーンストーミング（というか、気軽な雑談）をしていたとき。
わが社は全国でたくさんの「売れる販売員」が活躍中、その中でもカリスマ販売員を毎月表彰しています。
そんな彼らに何か称号を与えられないか、ほかのスタッフのお手本をなるべき「肩書き」が何かないだろうか？

ある人が「エバンジェリスト、どうですか？」と言ってくれました。

「伝道師、みたいなものです」
「エバンジェリスト！？」

なんとなく聞いたことがあるような素敵な響きに、自分でも調べて見ました。

もともとの語源は「（キリスト教の）伝道者」という意味で、ウィキペディアによりますと、「転じて、外資系のＩＴ企業に多くみられる、最新のＩＴ技術を分かりやすく説明する役職についてもこのように呼ばれる。業務の一環として、講演、執筆、セミナーを主に実施する」とありました。
ちょっとわが社のスタッフさんへの称号には、格式が高いかしら？と、そのまま月日が流れてしまいました。

さて、いつも参加する女性経営者の会にて、「首席エヴァンジェリスト」という肩書きの方にお目にかかりました！

私は目がハートの形になったと思うのですが、「ぜひ、インタビューに行かせて下さい！」と後日アポイントのお時間を頂けたのです。

その方が、ソフトバンクモバイル株式会社　中山五輪男（なかやまいわお）さんです。

ソフトバンクのエヴァンジェリストは、米国アップル社より日本で「iPhone」「iPad」の講演活動を認められた人物。
日本ではソフトバンクグループ代表の孫正義氏と中山氏の二人だけなんです！

では、中山さんのプロフィールを簡単にご紹介いたします。

ソフトバンクモバイルでiPhoneおよびiPadの首席エヴァンジェリスト(伝道師)。
東京オリンピック開催の1964年、長野県伊那市生まれ。法政大学工学部卒。
複数の外資系メーカーを経て、01年ソフトバンクコマース（現・ソフトバンクＢＢ）に入社。
SaaSのエヴァンジェリストとして、講演活動などに従事。
現在は、首席エヴァンジェリストとして、iPhoneおよびiPadの販売推進に、全国各地で講演、親筆、ＴＶ出演等活躍中。

私は、まず、関心を持った方が、どのような子供時代を過ごし、家庭環境がどうだったか、若い頃の仕事の仕方など、興味が尽きません。

そこに成功の秘密が隠されているものです。

中山五輪男さんは、講演のプロフェッショナルですから瞬間の素敵な笑顔、お話中の人を惹きつける話術も素晴らしい。

一度会った方は皆さんがファンになってしまうでしょうし、お名前も、印象的です。
東京オリンピックの五輪にちなんだお名前も、忘れられません。

中山さんは中学の時からラジオを作ったりしていたそうです。
トランジスタを買ってきたり、プラモデル作ったり、理系的なモノづくりの才能にあふれていたのではないでしょうか。

法政大学の工学部では、ロボット・人工知能を学びました。
研究室で最先端の科学に触れながら、アルバイトでは、バーデンダーをして合コンもセッティング。
理系・文系両方の良い資質を備えていらっしゃったので、その後の外資系ＩＴ企業でのご活躍、今や講演家として全国各地に呼ばれることも、才能があったわけですね。

わが社も創業時は、理系イケメン販売員を「明るく元気なコンピュータおたく」と呼んでおり、みなさん、社会に出て活躍されています。

中山さんは、ソフトバンクに入社するまでの外資系ＩＴ企業3社で、着々とスキルアップされます。
最初は、大学の研究を活かして、人工知能ＡＩでは世界NO.1企業へ入社。
ＳＥとして、グループウェアの開発に携わり、プロダクトマーケティングを学び、マネージャーへ。
この会社の10年で、ビジネスマンの基礎固めができたと思います。
その後は、続々とヘッドハンティングされるのです。

ソフトバンクへは2001年入社。
Yahoo！BB開始時のBBセキュリティをゼロから立ち上げ、大成功を収められました。
40部門と交渉するなど、中山さんの今までのキャリアが存分に活かされたはずです。

そして、大成功の余韻から数年。
ある転機が訪れます。

2008年、iphoneが日本にやってくる。
5人の有志でスマホの本を書こうと、「スマートフォンの衝撃」という本が出版されました。
なんとそれが、ソフトバンク副社長の目に留まったのです。

「中山さんは、社内でもプレゼンがうまい！
伝道師的な役割をやってほしい！」とのことで、ここに、エヴァンジェリスト中山五輪男が誕生するのです。

どのような成功者にも、その転機があります。
それが、何かきっかけとなる出来事だったり、人との出会いだったり。
本を出版する、発信するということは、やはりとっても重要なことで、多くの人がビジネスチャンスにつながると言います。

まさに、この場合も。

中山さんが積極的に動いた。それを見てくれる人がいた。チャンスが来る。それをしっかりやり遂げる。
まさに成功法則の王道です。
中山さんのお話は、ぜひ、みなさんにも共有したく、弊社コンテンツ「スペシャルインタビュー　働くということ」でも
語ってもらいます。10月上旬にアップ予定です。またお知らせします。

また、「プレゼン能力を磨くには」「就活で大切なこと」などは、学生応援隊笹川祐子の就活ブログでアップいたします。

中山さんの生き生きしているお姿を見て、「働き方」の理想形だなぁとも思いました。

積み上げるキャリアとライフプラン。
企業人ではあるけれど、個人の力を存分に発揮している。
ソーシャルメディアの時代においては、個人の力や魅力がどんどん伝わっていきます。
ソフトバンクを定年後にも、大きな使命を持って、全国に世界に羽ばたいていく姿が見えます。

そうそう、中山さんの宣伝も。
「iPhone」「iPad」の導入事例や活用の仕方など、興味のある企業様や団体、学校など、全国各地を飛び回っています。

お問い合わせは、こちらまで。
 

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