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2015.01.25 海外
【外国人紹介】グローバルこぼれ話「魔法の言葉、ケレケレ」

キーワード:フィジー、ケレケレ

わが社では新規プロジェクトとして、昨年から、外国人の人材紹介をスタートしています。
アジアはもちろん、イタリア、スペイン、ロシアなど、外国人の方の登録が一気に増えています。
サイトは、こちらです。
https://www.imaginenext.co.jp/service/global.html

ということで、「いまじん通信」には、
「グローバルこぼれ話」を連載しています。
グローバル

今日はその記事を紹介します!!

テーマは、

「魔法の言葉、ケレケレ」です。

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~みんなのものは自分のもの、自分のものはみんなのもの~

南太平洋に浮かぶ300余の島々からなる、フィジー共和国。
フィジー地図
リゾート地としても名高いその南の島には、少し変わった風習があります。
その名も、「ケレケレ」。
ケレケレは、「拝借」「共有」「分け与え」などをひっくるめた、持つものが持たざる者へ与える、という助け合いの行為です。
フィジー人家庭にホームステイをしていた友人のお話。

あるとき洗濯して干していた彼のTシャツが無くなり不思議に思っていると、数日後道端でそのTシャツを着たフィジー人が「ブラ!(こんにちは)」と屈託のない笑顔で通り過ぎていきました。
フィジー国旗
またあるときは、彼がバーでビールを飲んでいると横から手が伸びてきて、近くに座っていた男がさりげなくビールをとり、自分のグラスについでまた彼の元へ戻すのです。
彼は初め困惑しながらも、「まあまあ、いいだろう」と見逃していましたが、3度目にはさすがにプッツン。「黙っていれば何度も人のビールを勝手に飲みやがって!いったい何なんだ!」すると、相手はきょとん顔。

駆けつけてきた警備の男は、憤慨している彼にそれがケレケレだと説明し、「試しに他の人のビールをもらってみな。」と言うのです。
言われた通り、他の客のビール瓶をそれとなしに取り自分のグラスに注いでみたところ、誰も何も言ってきませんでした。バーで飲むお酒までもシェアしてもらえるなんて、恐るべし、ケレケレ

限りあるものをみんなで共有する、フィジーの温かい慣習。国が発展しても、いつまでも残っていてほしいものです。

 

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

 

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