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2017.06.01 今必要なビジネススキル・マインド
「恥ずかしい」は、自分にベクトルが。和田裕美の「週刊ワダビジョン」

キーワード:和田裕美

先日、熊野詣でに行ってきました。
素晴らしい晴天の中、玉置神社、熊野古道、山道を歩きに歩きました。

今回とってもびっくりしたのは、欧米人の観光客の多さです。
これについては、またブログにてご報告いたします。

熊野古道

さて、熊野に一緒に行ったのは、イマジンプラスの社外取締役であり、ベストセラー作家、大人気の講演家 和田裕美さん。

私はいつも和田さんに「笹川さんって、本当に厚かましい!」と怒られるんですが(笑) 和田さんや周囲の人、相手のために交渉、営業しているんですけど・・・ と小声でつぶやいています。 和田さんの人気メルマガでご紹介いただきました。 私の若い頃の、営業突破エピソードです。

森のベッド2

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■ところで今日は 神友(神社友達)の人材派遣会社の イマジンプラス笹川祐子社長と二人で来ています。
ビジネスでは大先輩でもあり お互いの会社の社外取締役をしているのですが 本当は「神社つながり」の深い仲。 本当に趣味が一緒って大事ですよね。

そんな、笹川さんは、営業畑の出身で 今の地位に上り詰めた人なんですが、 その営業力の凄さは わたしのタイプとちょっと違っていて わたし、彼女といると学ぶことが多いんですよね。

わたしのスタイルは とにかく相手の話を一生懸命に聞いて 相手に話してもらうことで、 信頼を得るスタイルでじわじわ系ですが、 笹川さんはちょっと“押し強い系”です。 とはいえ、彼女は 通常なら「強引だなあ」と 思われてもいいのに、 その人柄の良さで 「仕方ないなあ」と思わせて 最後は相手をニンマリさせるところが いや、マジですごいのです。

 

■「売れるようになりたいのなら  まず『恥ずかしい』を捨ててください」と 営業マネージャー時代の わたし(和田)は 新人の営業にはいつもこう言ってきました。

「恥ずかしい」という感情って 人に声をかけられない 人前で話せない 人に意見を言えない、 人に聞けない 人に頼めない… などのいろんなことを 「消極的」にしてしまう原因なんです。 すべての行動を妨げてしまうわけです。

笹川さんのすごいところは この「恥ずかしい」がないところです。 いや、きっとどこかにはあるのでしょうが、 普通の人のそれとはかなり違うんです。 (余談: 今、川湯温泉に泊まっていますが ここ混浴なんです。笹川さん、裸でも全然 恥ずかしくないんですよね)

 

■前に「笹川さんが、まだ新人で 飛び込み営業をしていた頃って  どんなだったのですか?」 と聞いたことがあるんです。 そしたら、 こんな話を聞きました。

「なかなか担当に会えない会社が あってね…。 諦めずにそこに通っていたんだよね。 で、ある日、受付の奥にある、 事務所のドアが開いていた時に 大きなデスクに座っている (たぶん偉い人)の姿が見えたのね」 「はい」 「それってチャンスでしょう? そう思った瞬間に、受付のカウンターをよじ登ってたわよ。
で、身を乗り出して、 奥の事務所のその人に向かって、大きな声で 『スミマセ~ン。話だけでも聞いてください!!』  と、笑顔でブンブンと手を降って 猛アピールしたんだ」

えっ(°▽°) よ、よじ登った? なんと、受付を強行突破です!(笑)
その後は、驚いたその奥にいた (偉い人そうな)男性が やっぱり「仕方ないなあ…」と いう感じで出て来てくださったそうで、 ちゃんとお部屋に通されて…… なんと!見事契約になったそうです。 すごい営業ですよね。

いや、こんなこと、 普通は恥ずかくてできないです。 けど、 「恥ずかしい」がないと 一瞬の動作に躊躇がない。
で、さらにその後は その担当の方とも仲良くなって信頼されて、 どんどん紹介をもらえるように なったそうです。

えっ、強引すぎる? でもね どんな方法であっても、 結果が出て それで 何よりも“お客さんが喜んでいる”のなら それは全部、正解だとわたしは思います。 声をかけないより かけた方がずっとずっといいってこと。

 

■「恥ずかしい」って思うのは、 「厚かましいと思われないか?」とか 「かっこ悪くないか?」などの 自分にベクトルが向いている “自意識過剰”のせいです。

“慎ましやか”といえば いい表現だけど、 どう思われるか気にして 行動できないって営業では致命傷。 それだと 絶対に行動量が減ってしまいますよね。

 

■「本当に、笹川さんには  『恥ずかしい』がない!!」 とわたしが笑っていうと 「だって、相手の得になるから」と 答える彼女。

そう、 相手にベクトルが向いているから 彼女は「売れる人」なわけですよね。 商品やサービスを 誰かに伝えるとき、 「急にこんなこと言って 嫌われないかな?」と 自分にベクトルを向けずに 「きっと喜んでもらえる!」と 信じて伝え、 相手にベクトルを向けることで もっと売れるようになります。

その商品やサービスがいいもので きっと相手になんらかの「得」があると 思うなら、伝えない方が悪い。 お客さんは断ってもいいし、 それに、情報を得るまでは 無料なんですから。 そのために 「恥ずかしい」を捨てるのです。

和田裕美の無料メルマガ「週刊ワダビジョン」
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http://wadahiromi.com/transmission/mailmagazine

和田裕美の「週刊ワダビジョン」 (バックナンバー)
https://mm.jcity.com/MM_PublicBackNo.cfm?UserID=perie&MagazineID=1&T=ALL

くき宮司と

写真は熊野本宮大社にて、九鬼宮司を囲んで。

 

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

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