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2017.11.25 ジェンダー、社会課題
日本の15歳世界2位!

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今日の首都圏は、秋晴れの気持ちのよい日ですね。 ハイキングでは、綺麗な紅葉を見られるでしょう。明日、晴れたら、御岳山に行きたいと思っています。

さて、先日、嬉しいニュースがありました。

日本の15歳が世界2位!

「他人と協力して問題を解決する能力」が、参加52カ国中2位という、OECD(経済協力開発機構)の国際学力調査が発表されました。

日本人の学力は年々下がっている印象があったので(学力は下がっていないという説もあるが、私の肌感として、読解力・理解力は落ちているように思う)快挙だと思います。

1位はシンガポール。 3位は香港、4位は韓国と東アジアが上位を占めています。

日本人らしい、と十把ひとからげにしてしまうのはいけないかもしれませんが、聖徳太子の「和を以て貴しとなす」が浮かびました。

自分が自分が、というより、チーム全体で勝つ、成果を出すこと、そのメンバーであることに喜びを感じる人が多いと思います。

浜野隆・お茶の水女子大教授によると 「日本の学校教育の大きな特徴は授業や掃除、課外活動など、班単位の活動が多い。

集団行動の中で役割分担や協調性を学ぶ。

今回の調査では、問題解決に至る合意形成や人間関係の形成の力が問われている」(要約)

なんと、女子の平均得点が高かったのは、コミュニケーション能力が女性のほうが高いからとのこと。

個人の意見よりグループ内の調和を重視した回答が正解になる場面もあり、「協調性を重んじる国民性の表れかもしれない」とのこと。

日本人のこの美徳が、「忖度する」ということにつながるのかもしれません。

ともあれ、前回2012年の調査では、日本は全体の3位。 ランクアップしたのだから、素晴らしい。

あと10年したら、この子たちが、社会で活躍する人材になりますね。

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