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2013.04.05 起業・経営・会社
学生と社会人の違い【新卒社長研修】

キーワード:企業訪問新卒研修本・読書社会人社長研修高城幸司

新卒社長研修。昨日も、企業訪問。

「入社一年を営業から始める君へ」の高城幸司さん。

内定中に課題図書として読んだ著者・社長のところへ連れて行ってあげようと、お願いしました。

さて、昨日新卒に話したことのひとつが「学生と社会人の違い」

社会人と学生の違い?をあげてもらいながら、これからの社会人の自覚を持ちます。

私なりにまとめますと、
 
【学生と社会人の違い】

①国民の義務を果たすのが社会人。

日本国憲法の国民の義務をご存知ですか。

教育の(保護する子女に普通教育を受けさせる義務)義務・勤労の義務・納税の3つの義務があります。

ちゃんと働いて、税金おさめよう。

子供に教育を受けさせよう、というもの。

言葉にするとシンプルでかんたんなものですが、この大人の義務をきちんと果たさない人が増えているのも問題なんです。


②経済的に自立している(お金の管理)のが社会人

大学生までは、親御さんに学費や留学費用など出してもらいますが、社会人になると、自分でお金の管理をし、生計をたてるんですね。

すぐお給料を使い果たしてしまって、毎月、親にお金を借りに行ったり出してもらうようでは、いけませんねぇ。

収入と支出のバランスってとっても大切です。


③お金をもらうことの大切さを自覚するのも社会人。

今までお小遣いをもらう立場から、社会人は働いてお給料を得る立場になります。

お給料は黙っててもらえるものではありません。

それに見合う、仕事をきちんとし、その対価として、その企業のお客様などから頂くものです。
 
そして、自分が子供を持つ立場になってみて、改めて、ご両親への感謝の気持ちが膨らむはずです。

昨今は、社会貢献したい、という若い方が増えているのは大変素晴らしいことです。

でも、特別何かしなくても、皆さんがお給料を得る、ということだけで、そこから年金や社会保険料などの社会保障費を支払っています。


皆さんのお給料から引かれる所得税は、医療・福祉などの公的サービスや、公共事業、科学振興費、防衛費などに使われるのです。


これだけで、立派ですよね。

胸をはっていいのです。


④時間の管理(遅刻厳禁)ができるのが社会人。

学生時代は、人によっては好きな時間に起きて、夜型だったり、24時間自分の時間です。

学校の授業や友達との約束など、時間にルーズな方はいませんか。

社会人になると、会社や仕事の打ち合わせに遅刻していたら、しゃれになりません。

ビジネスマンとしては、一発で信用失墜です。

そして、依頼があるもの、仕事の締切や納期をきちんと守るということも大事ですし、それができないと「仕事ができない人」と見られます。

学生時代は、謝れば何とかなったかもしれませんが、社会人として何度も遅刻や時間に間に合わないと、仕事がなくなってしまいます。

仕事がなくなるということは、経済的にも困ってしまう、ということですね。


⑤責任感、信頼を守るのが社会人

日常の業務や生活を滞りなく行う、他人と協調するためにも、約束やルール、時間を守るということが大切ですね。

あの人は責任感のある人、ない人という評価がされます。

会社という大きな組織に属さなくても、地域のコミュニティやサークルや共同体など、私たちは一人では生きられません。

どこかでお世話になり、お世話をしていくんですね。


⑥人生設計し、社会に貢献、お返ししていくのが社会人。

社会人としてスタートし、自分の30代、40代、50代どう過ごしていくのか、漠然とでもイメージがあると思います。

結婚して、子供が生まれ、その子が、小学校、中学校、高校、大学の時には自分はどういう立場でどんな仕事をしているだろう。

どんな所に住んでいるだろう。

どんな老後を送りたいだろう。

そんな人生設計を組みながら、ある程度の年齢になったら、社会のお役にたてるようになりたいですね。

上の世代からお世話になったこと、教えてもらったことを下の世代に伝えていくなり、お返ししたいですね




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