2013.12.16 本・読書
世界最高ＭＢＡの授業

キーワード：MBAビジネススクール

この本、すごく面白い！


電車乗り過ごしてしまいました。


年末年始休暇の課題図書をどうしようか、候補がすでにあるんですが、この本もありかな、と思えます。


まぁ、社員からすると、「ゆっくり休ませてくださいよ！」と言いたいですよね。


なので、毎年、１か月ほどの締切を設けているんです。


さて、この「世界最高ＭＢＡの授業」　著者：佐藤智恵さん


今、ありがたいと思うのは、こうやって、ハーバードやスタンフォード大学の講義を本やＤＶＤや、ネットで見聞きできるということ。


この本では、世界最高のビジネススクール（経営大学院）で、「今」、教えられている授業のエッセンスが分かりやすく書かれています。


で、自分も一緒に授業を受けている感覚で、一緒に考えます。


では、世界最高のビジネススクールでは何を教えているのでしょうか。


①ハードスキル（会計、財務、マーケティング、経済学）


②ソフトスキル（リーダーシップ、コミュニケーション、プレゼン、組織行動）


③実習、実践（実際に新興国や企業に駐在しての問題解決プロジェクト）


そして、これらの授業やカリキュラムは時代によって、大きく変わるとのこと。


2000年当時と比べても、大きく変化しているそう。


たとえば、授業形式。


当時は、ほとんどの授業で「ケーススタディ」（実際の企業で過去に直面した問題をストーリー形式に）が使われてました。


ところが、最近は「実習」「演習」と言われる授業が急増。


過去の事例や成功例が役に立たず、新興国からイノベーションが起き、先進国を飛び越して、発展しようとしている時代なのです。


なるほど！


次々、新しい学びは本当に大切です。


さらに、どのビジネススクールも力を入れているのが、リーダーシップ教育。


倫理、コミュニケーション、自分分析など、重要視されています。


これは、実は、2000年代にアメリカで続発した巨額の粉飾事件がきっかけだそうです。


真のグローバルリーダーとして、人間力の高いリーダーシップ養成が求められているんですね。


また、昨今、選択科目として人気があるのが、「起業」「イノベーション」「新興国ビジネス」「ソーシャルビジネス」など。


とにかく、世界のビジネススクールの授業が「体験」できるのです。


今、ビジネススクールの授業料は、2年間で1200万！！


この本は1600円。


買い！


わずかなエッセンスだけど、皆さんのビジネスに、将来のヒントに必ず役立ちます！！


今、女友だちがご主人をおいて、単身ＮＹにＭＢＡ留学してて、休暇で帰省中。


近々食事していろいろ教えてもらう予定です。





☆今日の一冊
「世界最高ＭＢＡの授業」
著者：佐藤智恵

＜笹川祐子の感謝ブログ＞　創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

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