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2011.06.24 音楽・映画・ドラマ
六本木男声合唱団

キーワード:六本木男声合唱団平和最後の手紙

先日、有名な六本木男声合唱団のコンサートに行ってきました。

鳩山元総理はじめ、たくさんの著名人で結成されています。

なんと、同窓の後輩も、そのメンバーであり、応援に駆けつけました。

今回の作品は、団長の三枝成彰さん作曲「最後の手紙」

第二次世界大戦で亡くなった人々の最後の手紙。

世界中の国から戦争に参加した多くの人たちが、故郷で待つ家族や妻子、恋人や友人に数多くの手紙を遺しました。

亡くなる直前に書かれたものも、死ぬとは思わずに書かれた手紙も。

これらを三枝さんは、音楽作品にしたいと強く思ったそうです。

そして、三枝さんが心を打たれたのは、誰もが平和を希求していたこと。

彼らの声の根底に流れているのが、平和な世界への渇望だったと。

オーケストラの音楽とともに、男声合唱団の力強く優美な歌声と、魂の声の詩。

涙がでてきました。

日本戦犯としてラバウルで刑死した、片山日出雄、28歳。

彼の日記を一部抜粋します、と、書きかけたのですが、すみません、涙があふれてきて、やめました。

無実のまま銃殺された彼をモデルとした映画「アンボンで何が裁かれたか」

DVDになっているのなら、ぜひ見たいと思う。

この現在でも、世界のどこかで紛争がある。

平和になりすぎた日本も、大震災、原発で少しは意識が変わったかもしれません。

戦争の悲惨さを忘れることなく、語り継いでいってほしいです。

この「最後の手紙」が世界中で公演されることを祈っています。

☆今日の一冊

「愛と死と永遠と-ある戦犯者の日記」

著者:片山日出雄

実に明るく、美しく、信仰的な思いの数々は涙なしには読むことができないそうです。

さっそく、アマゾン(中古)に注文しました。

愛と死と永遠と―ある戦犯者の日記 (1958年)/片山 日出雄
¥2,039
Amazon.co.jp

 

 

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