2011.10.03 本・読書
買って得する本の読み方

キーワード：目的意識自己投資

１０月になりました。

３月位決算の企業では、今日から下期のスタートですね！

朝の全体朝礼では、ＴＶ電話をつないで、下期の決起をよびかけました。

さて、私は、読書ってもっとも効率のよい自己投資だと思っています。

５００円から１５００円位で、知らないことを学んだり、勉強できます。

どこにいても、すきま時間や移動時間も活用できますね。

私もこのブログでたくさん本を紹介しており、読んで良かった！と言われるとすごく嬉しいです。

時々、著者の友人から、

「読者のほとんどの方が良い感想を送ってくれるのだけど、落胆したとか、お叱りもあるんですよ」

「アマゾンのレビューの評価が好意的なものもあれば、厳しいのもあるんだ」

という声を聞いて、私はびっくりしてしまうんです。

特に、「買って損した」なんて聞くと、著者でもないのに、もう心臓がばくばく。

私は本自体をこよなく愛しているので、とっても「損した」なんて思えません・・・

私の場合は、全部の本が、☆5つ。

どの本でも、必ず参考になることや、思い出させてくれることがあるから。

経営者であれば、新しい分野、未知の分野は別として、経営やマネジメント、ビジネス書というのは、

たいてい、知っていることばかりだと思うのです。

営業やリーダーシップ、時間管理や組織論の話も、表現は違えど言ってることはたいてい同じなんですね。

「そんなこと、とっくに知ってるよ」と思う人が多いかもしれません。

でも、「知ってること」と「できてること」は、違いますね。

あー、これ、いつのまにか、やってないなぁ。

いいと思ったけど、実践に活かされてなかったなぁ。

気づくことがいっぱいありますね。

それと、「この本から何を学ぼう」という目的意識を持って、ページを開くか開かないかで違いますね。

そういう気持ちでもって読むと、潜在意識が、必要な場所をちゃんと探してくれます。

とはいえ、私は年間３００冊位を目標にしていますから、一年に一回くらいは、

「この本は一体何なんだろう？」と考え込んでしまう本に出会うときもあります。

そういうときは、「こういう本でも１５００円で売れるのか」という新しい気付きだったり、なぜだろうと分析したりできる良い機会です。

私自身はなんでも学びに転換できるように心がけています。

そして、お会いする方々におススメの本を聞きます。

成功者や大社長は、同じ本を読んでも、普通の人と感想が違うのです。

視点も面白いのですが、やっぱり、何かいいところをしっかり見出しているのです。

さすが！そうきましたか！と、唸りたくなるのです。

本を読むということは、お金と時間を投資することです。

だから、「損した」というのは、お金も時間も両方の損失で、本当に痛いですね。

「この本を読んで良かった！得した！」と思えれば、お金と時間、両面でダブルの効果です。

読書の秋です。

健康的な読書をしたいとあらためて思います。

昨夜のディナーのデザートです。

☆今日の一冊

「僕はいかにして指揮者になったか」

著者：佐渡裕

昨年、ベルリンフィルの客員指揮者として招かれました。

バーンスタインとの会話を読んでて思わず涙が出ます。

素晴らしい師匠と弟子、メンターとの関係は得難いものですね。

音楽好きな方はもちろん、若い人には、素晴らしいサクセスストーリー、

成功哲学として読んでみてほしいです。

若さあふれる情熱、人との出会いに感動します。

僕はいかにして指揮者になったのか (新潮文庫)/佐渡 裕

￥500

Amazon.co.jp

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