2022.06.26 自己啓発・講演・セミナー
矢田わか子さん　参議院議員　国民民主党副代表

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こんにちは。

ライフ・リノベーター　笹川祐子（https://twitter.com/imaginenext_ceo）です。

今日も快晴、暑くなりそうですね。

朝風呂で音読して、11時からTOKYOMX寺島実郎の世界を知る力対談編が楽しみです。

さて、私は、この4月から大学院に復学しています。

卒業するためには論文を書かねばならず、私にとっては、今年1年のメインイベントにもなります。

ジェンダーギャップと企業業績の相関性、女性活躍推進をテーマに、過去の論文や企業、人事、有識者へインタビューしたり、ミニセミナーなどに参加しています。

ジェンダーギャップ指数2021年度、日本は、156ヵ国中120位です。

17位がフィリピンでアジア首位です。

先日、あるご縁で参議院議員の矢田わか子さんのお話を伺いました。

矢田さんはパナソニック（当時は松下電器産業）に入社され、労働組合の副委員長や事業本部長などを経験され、電機連合界の応援を受け、2016年に参院選に出馬され、ご活躍中です。

パナソニックの人事部の時には、1990年代、民間で初めて女性活躍推進に取り組んだそうです。

職域、職種拡大に努め、社員の皆さんの意識改革、管理職養成に注力されました。

人事部に4年半専任して、女性管理職が生まれていったとのこと。

今では、女性幹部も役員も生まれ、普通になっているそうですが、この矢田さんのような道なき道を切り開いて来た人の力が大きいです。

確かに当時は、結婚したら寿退社が当たり前、という時代でしたし、女性の管理職というのが世の中全体にもほとんどいなかったと思います。

私自身、ベンチャーで働きながら、女性でポジションがどんどん上がって行きましたが、お取引先の決済者、上長はほぼ男性で、女性を見たことがありませんでした。

私がお話を聞きながら、説得力を感じたのは、何より企業の中でのビジネス経験を積み、労働組合の活動では、色々な立場の方々の相談に乗り、解決に尽力されてきた人だということです。

矢田さんは、5年半で、国会質問を通算150回して、多くの事柄を実現してきました。

国会でよく居眠りしている人を見かけますが、地元周りだけではなく、政策を実現していくのが本来の仕事だと思います。

コロナ禍では、働く妊婦への配慮措置と休業補償制度の実現されています。

さらに私が心を打たれた実現の一つは、児童虐待通報ダイヤル（189）の改善（無償化など）児童相談所の体制強化を実現されたことです。

児童虐待ダイヤル（189はやく）は2年前まで、ナビダイヤルで有料でした。

有料で、個人情報も聞かれ、接続率は25％だったそうです。

これはひどいですよね。

虐待され困っている子供は、お金を持っていないこともあるでしょうし、秘密で相談したいという人もいるでしょうし、使う立場の気持ちになって、作って欲しいですよね。

矢田さんの提言で政策が動いて、実現しました。

こういう実務経験と行動力、実現力があり、将来のビジョンを大きく持てる、まともな政治家がいらっしゃるんだ、日本はまだまだ捨てたものでないと、期待を持てました。

著名な女性政治家はいらっしゃるけど、舌鋒鋭い人でも、自分が追及されるとモゴモゴしたり、答弁がおかしかったり、残念に思っていたのです。

ですから、矢田さんを拝見し、明るさと希望に溢れました。

ちょうど先日でしたか、パパ活疑惑の国会議員がずっと雲隠れして、釈明会見をしていないのです。

それでも、7月1日に夏のボーナス286万が支給されるそうで、SNSでも批判殺到していました。

ちゃんと国会へ出勤して仕事する、そういう人を選ぶのも国民の私たち義務だとつくづく感じます。

いまヨーロッパでは、クォーター制（議員や閣僚、企業幹部などの一定数を割り当てる制度で、ノルウェーから始まり、現在では、100ヵ国以上の国と地域へ）の法制化、導入が進んでいます。

日本でも、導入が検討されましたが、まだ実現化されていません。

閉塞感を打破し、日本を変えていくには、もっと若い人、女性、外国人など多様な人々が活躍できる社会を目指したいと思います。

そう意味でも、矢田さんはじめ、女性政治家でしっかりされている方々のご活躍を応援したいです。

矢田わか子　HP

https://yatawaka.com

ストーリー漫画では、泣いてしまいました。

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