2023.05.01 本・読書
「汝、星のごとく」著：凪良ゆう
キーワード：本屋大賞
こんにちは。
ライフ・リノベーター 笹川祐子（https://twitter.com/imaginenext_ceo）です。
北海道はまだ夜は寒いですが、もう5月。
今日の西日は凄く綺麗です。
あまりに綺麗で散歩に出たのですが、外の風は冷たく、早々に引き上げてきました。
今日は、親の病院に付き添い、小学校からの同級生が病院や市役所に勤めているので、会ってきました。
みんな、定年！
その後の再雇用で働いているのです。
小学校からの友達なので、もう50年の付き合いになりますね。
ありがたいことです。
さて、先日来、泣きながら読んだ（聴いた）小説があります。
2023年の本屋大賞受賞作です。
昨年10作がノミネートされ、4月12日に大賞と発表されたのが、凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」
二度目の本屋大賞受賞です。
きっと直木賞にも行くでしょうね！！
最近私の読書はもっぱら、オーディオブック（オーディブル）ですが、小説は、どちらかというと紙の本で、行間を味わっていました。
でも、耳で聞いていると、感情がストレートに伝わってくる感じがします。
切ない、とにかく切ない。
歩きながら聞いてて、思わず涙がこみ上げ、泣きながら歩いていました。
すれ違う人の変な目を気にせず、止まらない涙をそのままに歩き、きっと変なおばさんと思われたでしょう。
でもそれだけ引き込ませる小説の魅力、作家の力量にも感動です。
17歳の高校生から、30歳過ぎまでの、すれ違う恋愛小説です。
（写真は、アマゾン出版社より）
「俺たちは自らを生きるしかない」という主人公のセリフが胸を打ちます。
生きるということのかけがえのなさ！
（写真は、アマゾン出版社より）
恋愛小説ではあるけれど、日本の地方都市の閉塞感、ヤングケアラー、児童虐待、LGBTなど、身の回りにあることが描かれています。
オーディブルで3回も聴きました。
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