2011.11.16 日記
大事なことは先に早く話そう

キーワード：ひと手間想定外気遣い肝心な相談

人と会ってて、相談事があったんだけど、なんだか、言いそびれてしまったなぁ、という経験はありませんか？

私は、どちらかというと、相談されるほうが多いんですが、いくつか気づいたことがあります。

それは、困ってること、厄介なこと、相談事って、なんとなく、すぐ言いづらくて、雑談したり、ほかの話をしているうちに、時間切れになってしまって、あーあ、となってしまうことがあるんだということ。

また、中には、お酒の力を借りて、ということもあるかもしれません。

私も人と会ってて、もう帰ろう、という時に、
「そういえば、何か、話あったんだっけ？」と聞くと、そこから深刻な話の展開になることがあったりするんです。

だけどその頃には、酔っぱらっているし、眠くなるし、頭も鈍ってきてて、肝心の相談に乗れなかったりします。
「もー、早く言ってよ」

なので、私の場合は、会ってから早めに、「ところでお話は？」って聞くようにしています。

逆に私のほうが相手に話がある場合。

こちらも、いろんな経験を積んできて、「想定外のことが起きる」と実感しました。

私はいつも想像力豊かに、その日のランチや会食の流れをシミュレーションし、用意周到、準備ＯＫという時もあれば、やられたー、という、想定外に出くわして、想像力が足りなかったと反省することもあります。

もちろん、懇親を深める会だったり、異業種交流や、長い友人達との気軽な会など、何にも考えないで、楽しみに行くことも多いです。

何事も経験ですね。

「今日はこれをお話しておこう」「今日はこれを聞いておこう」「今日はこれをお願いしたい」など目的を持っていくわけですが、目的を達成する前に終わってしまうことがありました。

お相手の方が、急用ができて早めに帰られる。

先方のお話のほうが重要度、優先度が高い。

お相手の方が泣いてしまう。

お相手の方同士が喧嘩してしまい、切れたほうが帰ってしまう。

お相手の方が、この人も紹介したいから連れてきたよ、と嬉しいハプニング。

食事していたレストランで、お相手の知人がいて、わいわい合流するという楽しいハプニング。

とにかく、いろいろなことが起こりえるので、どうしても話したいこと、相談事があれば、私も早めに話すことを心がけています。

先日、フレンチレストランで。

人生の深い話と申しますか、込み入った話しもなく、穏やかに終わりかけた頃。

ここでも、また、「想定外」に出くわしました。

フレンチレストランでこういうことがあるんだろうか、と面白く、また引き出しが増えました。

☆今日の一冊
「ＣＡの私がＶＩＰのお客様に教わった話し方のエッセンス」
著者：高橋くるみ　ＪＡＬ元ＣＡ

「世界中を飛び回る方々は言葉のひと手間を惜しみません」
という帯の言葉にひかれ、読んでいます。
ＣＡの私がＶＩＰのお客様に教わった話し方のエッセンス/高橋 くるみ

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＜笹川祐子の感謝ブログ＞　創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

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