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2015.03.21 本・読書
本:「GILT ITとファッションで世界を変える私たちの起業ストーリー」

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深夜12時に帰宅し、あまりに面白い本に3時半過ぎまで読んでしまいました。
「GILT ITとファッションで世界を変える私たちの起業ストーリー」
超一流ブランドを口説き、3年半でオンラインセール「ギルト」を10億ドル企業に育てた挑戦の日々。
これらのわくわくドキドキする物語が、共同創業者の二人の女性から語られるのだ。

この偉大な成功の要因は何か?

ひとつは、人間関係。もうひとつが実行力。

私もまさにそう思います。
誰しもひらめく素晴らしいアイディアがあっても、実行できるかどうかが決め手ですね。
そしてすぐ真似されてしまいます。

私は学生さんたちから新規事業のアイディアを聞いたり、ビジネスコンテストの審査員をしながら、アイディアの素敵さと、それを現実に収益化することの間には、大きな溝があるなと感じます。

だからそこに大人の役割や出番もあり、面白いチームが作れないかと。
それから、ビジネスのスタートアップが順調に、加速するには、メンバー同士の信頼関係、人間関係がとっても大切であると。
私の周囲でも、学生時代の仲間で立ち上げ上場を目指したり、それぞれが違う会社で経験を積んでから合流、起業し成功している例があります。
時代の流れが変わってきたなと肌ですごく感じます。

社長はカリスマで、社長と役員の成長度合いが違うのか、成長のステージに合わせて役員が変わっていってしまう。
社長の強烈な個性とリーダーシップ、ワンマンでぐいぐいのし上がっていく、というのは、もしかしたらもう古い経営スタイルになるのかもしれません。
「チーム」作りの大切さ、その仲間にどうやって出会うか、巻き込むか、そんな「チーム」ができているか、これも起業するときに、成功するか失敗するか、の判断材料の一つとなるのでしょうね。

彼女たちはハーバード出のMBA取得者で、エンジニアも優秀な人たちです。いわゆるエリートですし、一見派手なので、私たち一般人とは違うと思われるかもしれません。
でも、ここが大きなポイント。
現実にものすごく、泥臭く、地道な、誰にも負けない努力の塊の軍団です。
こういう本質を見ないで、表面的なWEBサービスだけを真似すると、多くの競合も出てきたけど、それは失敗するんですね。

私は数多くの起業サクセスストーリを読んできて、ターニングポイントに「人」との出会いが必ずあるんですね。
どん底を経験したり、人の離反があったり、苦難の連続に、助けてくれる人が出るというような。

この本は、本当に気持ちのよい、起業と友情の物語です。
成功に必要なのは、「人間関係と実行力」この具体的な事柄があふれいて、気持ちが通じ合う人たちとなら起業も仕事も楽しいと思えます。
かなり分厚い本ですが、経営者、起業を目指す人、ビジネスパーソン、働き方を考える人など、ぜひ読まれたらいい一冊です。

今日はこれから、アレクシス・メイバンクの講演があるので、楽しみに行ってきます!

☆「GILT ITとファッションで世界を変える私たちの起業ストーリー」
著者:アレクシス・メイバンク アレクサンドラ・ウィルキス・ウィルソン

GILT(ギルト)/日経BP社
¥価格不明
Amazon.co.jp

 

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