2015.04.15 今必要なビジネススキル・マインド
たとえ第一志望の会社に落ちたとしても。

キーワード：就活

こんにちは。笹川祐子（@imagineplus_ceo）です。

私は実はストーカーだったことがあるのです！
若かりし、新卒の就活の時です。
先日の弊社新卒説明会で、ある女子学生から、私の就活ブログを読んでくれたらしく、「自分もある一社だけを追い続けたいのですが・・」と質問がありました。

若い頃のほろ苦い思い出ですが、今、就活中の方、転職活動される方へのエールになれば、嬉しいです。
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「たとえ第一志望の会社に落ちたとしても」

長い人生、それで良かったんだと思えるんです。
この就活ブログの応援メルマガ、第一回は、私の就活とその後の人生について書いてみます。
今から30年以上も前は、大学を卒業すると就職する、というのがあたりまえの時代でした。
今のように、大学院、留学する、海外、起業、フリーター、結婚など選択肢が豊富にはなかったのです。
もちろん、大学院や海外へ行く人もいましたが、大勢が就職するなかで、私も自然と就職するものだと思っていたのです。
ただ、私がちょっと変わっていたのは、どうしても入りたい会社一本に絞って、活動していたんです。
今思えば本当に恥ずかしいのですが、思い込みと、一途さと、熱意あふれる応募学生でした。
良く言えば熱心ですが、一歩間違えば、しつこい応募者だったのです。
 

しつこい就活生、応募体験記

さて、周囲のみんなはたくさんの会社を受けたり、複数の内定から選んだりするなかで、私はその会社一筋。
秋ごろに不採用という結果になっても、あきらめきれずに、会社訪問を続けていました。
本当に迷惑な応募者だったと反省しております。
翌年の一月頃に２次募集があるとの情報を得、他の会社を受けずに、二次募集に臨んだのです。
結果、２次募集もダメでした。
「こんなに入りたいと思う人間をなんで入れてくれないんだ！」と、恨みはせずとも、悲しくなりました。
本当に今思うと、勝手な応募者ぶりに、笑ってしまうのですが・・・
22年の人生で、大失恋より辛かったです。
大きな喪失感、というものも、初めて味わいました。
今、こうやって書いてても、涙がでてきますねー。（笑い涙も半分）
そして、２月頃、もうどこでもいいからと（→本当に失礼な人間でした）受けた、小さな出版社に合格。
それで、就職活動も終わり。
就活専門家としては、申し訳ないぐらい、自分の経験は何もないんです。
ただ、件数は少なくても、中身は濃かったなーとも言えますが。
今、学生さんたちには、できるだけたくさんの企業を見たらいいですよー、とお話しているのも、自分の経験からです。
 

新卒入社後、短い期間に転職を繰り返すが、転機が訪れる。

さて、小さな出版社に入り、そこを一年で辞め、次の会社も一年半で辞め。
今の若い人たち、３年で辞めるって言われるけど、私のほうが全然、辛抱足りなかったんです。
で、３社目の会社で、５年働いて、上京するんですが、この会社で、何でもやらせてもらって、起業や経営に必要なことを学んだんです。
そして、上京して数年後に、今の事業を新規事業として始めたんですが、前職の会社での経験が本当に大きかった。
おかげさまでこの新規事業は急成長をとげ、なんと、そのうちに、私の恋い焦がれた入りたかった会社ともお取引きするようになりました。
 

新卒の就活で第一希望、死ぬほど憧れた企業の会長に会う。

私の学生時代に入りたかったその会社は、その後も順調に業績が伸び、リーマンショックの時でも、株価が下がらない超優良企業です。
おめでたい私ですから、私の先見の明はすごかったと、自画自賛しています。
そして、あるご縁でその会社の会長とお目にかかることができました。
私の就職活動時のお話をさせてもらうと、やさしく笑ってくださいました。
 

もし、第一希望の会社に入れていたら。

もし、この第一志望の会社に入社できていたら。
私は一生懸命働くので、そこそこ頑張りも評価されたかもしれない。
でも、優秀な人たちも多いので、頑張っても課長になれるかどうか・・・
今のように、オーナー社長には、決してなれなかったと思う。
社長になることが、いいことや幸せとは限らないけど、責任をとりつつ、自分の信念を貫けるのは、自分の気質には良かったと思う。
 

就活中のあなたへ

私たちの人生は、ＡかＢかＣか、選択（選ばれないこともある）の連続なんですね。
長い人生で見ると、遠回りしても、自然と自分の望むものに近づいて行くのかもしれない。
一生懸命やっていると周りも見てくれる。私たちを見守ってくれる大きな存在もあるでしょう。
ですので、就活中のあなたへ。

会社って、入ってみないとわからないものです。
たとえ第一志望の会社に落ちて、他の会社や道を選んだとしても、
長い人生でみれば、あなたの人生、それで良かったんだ、と思える日が必ずくるでしょう。

あせらず、あきらめず、明るく、今日の就活を大事にしていきましょう。

おまけ

もう一つの私の就活応援ブログ。
今は、インターンが書いてくれてますが、
「内定辞退させた本＜手紙屋＞」
https://www.imaginenext.co.jp/support_blog/?p=52

＜笹川祐子の感謝ブログ＞　創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

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