2015.09.13 起業・経営・会社
社長の家庭教師

キーワード：家庭教師

昨日の早朝、東京で震度5弱の地震。
私は前日遅かったので、まだ熟睡中。
大きな揺れにあっと思いながらも、そのまま寝て、母の電話で起こされました。
夜には、北海道日高地方で震度4の地震。
気になりますね。
日ごろから準備と覚悟。

さて、「家庭教師」というと、学生時代のアルバイトや、自分が習った家庭教師を思い出す人が多いかと思います。
勉強が苦手な子に、マンツーマンで。
または医学部進学のための徹底学習など、子供さん向けですが、社長にも「家庭教師」という存在がいるんですね。
社会人や起業家には、「家庭教師」というより「メンター」と呼ぶほうが多いかもしれません。

お世話になる高収益の上場企業の社長は、デスクに、稲盛さんの本やＣＤブックがあって、いつも聞いているそうです。
そして、「僕の家庭教師は、○○さんなんだ」と嬉しそうに教えてくれました。
○○さんは、いまや日本を代表する凄い社長です。
個別にご指導頂いているそうです。

そうだぁ、私もありがたいことに、たくさんのメンターに恵まれているけど、「家庭教師」も増やしていこうと思ったのです。
で、何かの折に、周囲にも紹介させていただくのが、「私の教養面の家庭教師」
この方は、文学、古典、クラシック、歌舞伎、歴史に造詣が深く、何を聞いてもよく知っているので、私にはドラえもんのポケットのような存在です。
音楽会やお芝居に一緒に行くと、詳しく解説してくれます。
三島由紀夫や谷崎潤一郎、シェイクスピアの小説の一文をすらすら言えるのが、かっこいい。
記憶力が違うのでしょうか。
感心します。

もちろん出身が金融、経営畑なので、経済にも強く、経営の相談もさせていただくのです。
おそらく、メンターも同じように、その人の得意分野、「経営」「資金繰り」「資産運用」「人脈術」「組織作り」「恋愛・家庭円満」などなどがあるでしょう。
こちらが教えを乞いたいものと相手の得意なものが一致すると、素晴らしい効果が発揮できると思います。
私は周囲のメンターを思い浮かべ、この方は、
「健康の家庭教師」「経営の家庭教師」「人脈の家庭教師」「お金の家庭教師」と心の中でこっそり名付けています。
「経営の家庭教師」の方は、すぐ話が、男女関係や恋愛に脱線します。
「おっ、その男はなかなかいいなぁ」「そんな男はやめろ」　そういう話にテンションが上がるのですが、こういうエネルギーが事業を大きくさせているのかもしれないと、私は脱線する話を何度も引き戻しつつ、拝聴しています。
事業の成功も、健康とお金も人間関係も。
人生を豊かにしていくには、すべてつながっているんだ、バランスも大事と思います。

ぜひ、ご自分の「家庭教師」を見つけられたらいかがでしょうか。
そして、いつか、自分も誰かの「家庭教師」になれるよう、得意分野を磨いていきたいと思います。

☆今日の一冊
「新しい道徳　いいことをすると気持ちがいいのはなぜか」
著者：北野武
たけちゃんの語る道徳論。
これから読んでみます。

新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか/幻冬舎

￥1,080

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＜笹川祐子の感謝ブログ＞　創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

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